1月9日大阪PAL研究会早朝勉強会レポート

大阪PAL研究会早朝勉強会講師 小林正幸
 平成30年1月9日AM6:45から梅新東の国道ビル三階にて、早朝勉強会を開催しました。講師は、某生命保険会社に所属されているFPの小林正幸さんでした。

 テーマは「売りたいと熱くなるほど売れません(営業の仕方)」でした。
 まずは、隣の席の方と互いの良いところを言い合うというアイスブレイクを行いました。仕事始めの方もおられたため、勉強会開始時は出席者の方の表情も硬い方が多かった印象でしたが、和やかな雰囲気になりました。

 勉強会の内容ですが、①そもそも会社がお客様に何をしようとしているのか。②心のしくみを知る。③具体的な営業テクニックの3つのテーマでお話しを頂きました。

 行動心理学を基礎としたお話しでした。行動心理学の大前提として「人は感情で生きている」ということを何度も繰り返しお話しされました。
 購入・契約の意思決定に至る行動の10段階心理として①嫌悪、②否定、③無関心、④関心、⑤不安、⑥不満、⑦欲求、⑧比較、⑨決心、⑩行動を紹介されました。
 相手が現在どの段階の心理状態であるかを理解し、感情に寄り添うことが必要となること強調されました。

 また、コンビニ・自動販売機・ホテルの各コーヒーの価格の差異として、モノやサービスの先にある価値が影響していることをお話しいただきました。
 モノやサービスの営業では、この商品の優位性や独自性のアピールではなく、相手の求める価値を見極め提供するということが必要となるとのお話でした。
 3つ目のテーマとして営業テクニックのお話をいただきましたが、必殺のテクニックなどなく、まずは自分を磨き自社や商品、職業、自己に対する自信をつける必要がある。
 心や技術を磨くことは必要ですが、相手の立場に立って考えるという土台がとても大切であるという言葉で早朝勉強会を締められました。
今日のセミナーは、大変勉強になりました。
小林さんありがとうございました。
大阪PAL研究会早朝勉強会講師 小林正幸

次回の早朝勉強会は、2月13日です。テーマは「コミュニケーションのない人事評価はお飾りですよ(人事評価制度)」で、社会保険労務士の生島達矢先生にご登壇いただきます。
大阪パル研究会は、100年企業づくりを目指す経営者を一般会員として募集しています。詳細は以下をご覧ください。
https://www.lawtax.jp/index.php?palken
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