2月13日大阪PAL研究会早朝勉強会レポート

大阪PAL研究会早朝勉強会
 平成30年2月13日、AM6:45から梅新東の国道ビル三階にて、早朝勉強会を開催しました。
 講師は、日本中央社会保険労務士法人の代表で特定社会保険労務士の生島達也先生でした。
 テーマは、「人事評価制度」【コミュニケーションのない人事評価はお飾りですよ。】でした。
 まずは、社会保険労務士の仕事内容や現在の労働環境の時代背景として、①人材の争奪戦、②長時間労働の是正、③同一労働同一賃金の推進、④労使紛争の激化を挙げられました。
 次いで、人事評価制度についての説明がなされ、企業が人事評価制度を導入することによるメリットとして、①業績のアップ、②優秀な人材の獲得、③離職率の低下、④従業員のモチベーションアップ、⑤人材の育成、⑥従業員との関係改善、⑦給与の透明化を挙げられました。
 
 日本中央社会保険労務士法人では、行動目標(プロセス評価)とMBO(数値目標)を用いた人事評価制度を実施されておられます。
 人事評価制度の概略については、レジメをご覧ください。
 https://www.lawtax.jp/index.php?palken
 個々の職員の所属する課や職歴・地位に応じて行動目標とMBOのウェイトや、目標自体のレベルを変え、達成しているかどうかを3か月に1度の面談などを通じて評価され、給与に反映させておられました。
 人事評価制度の実施により、好循環が発生していることも発表されました。
 人事評価制度により、①個々の職員が明確な目標を持つ、②目標により、日々の行動が変わる、③行動が変われば、成果が出る、④成果が出ると、評価が上がり、⑤評価が上がると給与も上がるという好循環でした。
 今日のセミナーは、大変勉強になりました。
生島先生ありがとうございました。
生島達矢先生

 次回の早朝勉強会は、3月20日です。テーマは「顧問先社長様からの相談にも役立つ、離婚と財産分与の基礎知識 - 自社株は財産分与の対象?」、弁護士の田中史子先生にご登壇いただきます。
 大阪パル研究会は、100年企業づくりを目指す経営者を一般会員として募集しています。詳細は以下をご覧ください。
https://www.lawtax.jp/index.php?palken

コメント


認証コード0140

コメントは管理者の承認後に表示されます。