5月8日大阪PAL研究会早朝勉強会レポート

早朝勉強会時撮影写真
 平成30年5月8日、AM6:45から梅新東の国道ビル3階にて、早朝勉強会を開催しました。
 講師は、弊所の希代竜彦弁護士です。テーマは「『社長さん、「辞めてまえ!」こそ止めてまえ!!』
 ~従業員の解雇と紛争による会社の損害~です。
 まずは、希代弁護士の自己紹介や自身の使命のお話しです。希代弁護士は、西郷隆盛を敬愛しており、敬天愛人を自己の使命としております。母方の実家が鹿児島で、子供時代は西郷公園でラジオ体操をしたそうです。
 さて、本題に入りますが、会社の労務管理の基本は、教育による生産性の向上であり、「人」すなわち従業員のモチベーションの向上を図ることが重要です。
 従業員を安易に解雇する経営者は、当然、従業員のモチベーションを下げますし、従業員の生産性向上に無関心であることが多いと言えます。
 解雇が裁判所において有効と認められる場合は、非常に限定されており、1人の従業員を解雇したことで、解雇無効を争われた場合、紛争が長期化し会社に多大な損害が生じる危険性があります。また、労働組合などに駆け込まれ、団体交渉で疲弊してしまう経営者も珍しくはありません。
 問題のある従業員がいるとしても、安易に解雇を考えるのではなく、指導を積み重ね、どうしても改善が見られない場合には、退職勧奨や昇給の見送りなど慎重な検討が必要です。
希代竜彦弁護士

 次回の早朝勉強会は、6月第3週の火曜日、6月19日で開始時刻はAM6:45です。開催場所は、今回と同様大阪会議室梅田北新地店3階です。
 テーマは、『産業医から見た従業員のメンタルヘルス問題』で登壇者は産業医の浅野貴大医師です。
 大阪パル研究会は、100年企業づくりを目指す経営者を一般会員として募集しています。また、理念にご賛同いただける士業の方を専門家会員として募集しています。
 詳細は以下をご覧ください。
 https://www.lawtax.jp/index.php?palken

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