10/16経営力アップセミナー実施報告
今回の経営力アップセミナーには、2社3名の方にご参加いただきました。
セミナーでの実習の模様です。皆さん真剣です。
板書はこんな感じです。字が汚くてすいません。
最後に、皆さんと記念撮影です。
懇親会はいつもの『俺の大関』でした。
今回の参加者のアンケートです。
《経営力アップセミナーのご案内です。》
経営力アップセミナーの趣旨は、経営者が経営の目的と、目標を明確化し、それが決算書に現れていることを理解して、正確に現状を把握していただくことにあります。
経営の目的と目標、現状の把握の内、どれが一番重要でしょうか?
もちろん、経営の目的です。目的がなければ、目標も、現状把握も必要ありません。
経営の目的こそが原点であり、経営者自身が経営の目的や理念を持っていない以上、企業は進むべき方向性が不明確ということとなります。
経営の目的には、経営者のやりがいや創業の強い動機が直接反映されます。単に、経営を生活のため、お金を稼ぐためと考えている経営者は、経営の目的を自身の使命と考えることは絶対にできません。そのような経営者の下で働く従業員は、本当に不幸だと思います。
経営者が明確な目的を持たない会社には、明確な目標がありません。目標とは経営計画のことです。明確な目的から導かれていない目標があったとしても、それは往々にして絵に描いた餅となります。
経営者が本気でやると決めた目標でなければ、本当の目標とは言えません。やれればいいなとか、努力目標に過ぎない経営計画であれば、作らない方がましです。そのような経営計画は、単なるノルマであり、従業員を不幸にするだけです。
経営者の明確な目的や目標を持ち、それをすべての行動の判断基準としていれば、それが必ず決算書に反映されます。
決算書は、経営者の目的が映し出される鏡であり、その意味を理解できない経営者は、自分の立ち位置などわかるはずがありません。
経営者の目的や目的に対するこだわりが弱い場合、明確に決算書や試算表にその点が現れます。経営者がそれを理解し、次回の行動を修正するためにこそ、月次の試算表や決算書があると考えます。
経営力アップセミナーは、決算書を理解するためだけのセミナーではありません。
経営力アップセミナーの本当の目的は、経営者に自己の経営の目的はいったい何なのか、どのように経営にやりがいを感じているのか、どのような家族や従業員を幸せにしたいのかという点について、自分自身で振り返っていただくことにあります。
志の高い経営者の方は是非ご参加ください。
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