『コロッケで世界中の食卓が愛で満ちあふれますように』編
今回の『将軍の日』(経営理念、中期経営計画、単年度経営計画作成セミナー)は、豊中市で全国のご当地コロッケを製造されている合同食品様の和田社長と幹部の濱口様にご参加いただきました。
前半は、①経営の目的・理念の作成、中盤は②中期経営計画作成、終盤は③単年度経営計画と行動計画作成という流れで、全部で9時間の勉強会です。
前半の経営の目的・理念は、会社として進むべき方向性を決定するという意味で大変重要です。経営者の経営に対する真摯な思いが、理念と目的となって現われます。経営の目的や理念が、経営判断の物差しとなり、経営にまつわるすべてが目的と理念を基に決定されます。会議での議論も経営の目的と理念なしでは成立すらしません。事業計画も経営の目的と理念が具現化されたものでなければなりません。今後の、会社経営のすべてが、この経営の目的と理念の具体化といえるのです。
合同食品様の経営のベースともなる経営理念は、愛、素直、笑顔です。それぞれの理念に対する経営幹部様の思いは以下のとおりです。
愛:私たちのコロッケは愛で出来ています。私たちは愛を届けるコロッケ屋です。
素直:私たちは、コロッケに嘘をつかない。
笑顔:私たちの笑顔を全世界にお届けします。
自社の商品や会社、お客様に対する熱い思い、自身や誇りがダイレクトに伝わる大変すばらしい経営理念だと感じました。合同食品様がお届けするコロッケは、社員さんたちがいっぱいの笑顔で、とことん真っ正直に、あふれんばかりの愛情を込めて作った心温まるコロッケなんですね。これほどまでに愛情たっぷりのコロッケを皆さんに食べていただきたいと心から感じました。
その経営理念から導き出されるのが経営の目的です。合同食品の経営の目的は、『コロッケで世界中の食卓が愛で満ちあふれますように。』です。
私も何度か合同食品様のコロッケを家族で頂きましたが、食卓に温かいコロッケが並んで、2歳の子供が美味しそうに食べてくれた顔を見て、私も笑顔になり、妻も笑顔になりました。
親が子供の健康、成長を願って、食事の用意をして、食卓に並んだおかずを見て子供が喜び、コロッケを頬張る。食卓を囲んで家族がわいわいがやがや楽しく食事をする。そんな日々の生活に本当の人の幸せがあるんだと思います。
合同食品様が全社一丸となって目指すものは、一つ一つの食卓にコロッケを届け、食卓を通じて、ご家族に幸せを感じていただくこと、そして、それを世界中に広げることです。
食品は人が生きていくために必要なものですが、そこにはそれに携わる方々の真面目で真摯な思いがいっぱい詰まっているということを肌で感じる勉強会となりました。本当に学ぶことが多い『将軍の日』でした。
今週末も、コロッケにしようかな(笑)。皆さんも、いかがでしょうか?
中期経営計画と単年度経営計画も無事に済んで、最後は、決意表明です。色紙に手形を押して頂き、立てた計画を絶対にやるとご自身に誓っていただきます。
良い計画ができました。あとは、実行あるのみです。
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